妊娠中しんどくありませんか?
淡路島、淡路市、洲本市、南あわじ市の皆様の健康をサポートします!高尾鍼灸院です。
妊娠されているママさん!楽しい妊娠生活を過ごしていますか?
つわりがひどかったり、腰痛があったり、頭痛や頭がぼーっとしたり、
冷えのぼせやお腹が張ったり、体がしんどいなってことありませんか?
ママさんだけでなく、赤ちゃんの動きが悪かったり逆子になったり・・・
高尾鍼灸院では、妊娠中の方もよく来院されます。
東洋医学では、妊娠期間を五期に分けて考えています。
一期は木期、二期は火期、三期は土期、四期は金期、五期は水期と言います。
①一期・木期(妊娠約1~2カ月目)
肝胆の気の働きが盛んなときです。
胎児が順調に育つためには、母体の環境が大変重要なので、まず母体の環境整理が起こります。
母体の体液を清浄化するために最も有効な方法として、
断食もしくはそれに近い状態にするのがつわり現象です。つわりは本当の健康人にはありません。
つわりがひどい人ほど間違った食生活と不健全な生活を送っていたということです。
これは肝臓の働きによって起きます。肝臓の働きを調整するものは酸味です。
妊娠初期にすっぱい物を食べたくなるのもこのためです。
すっぱい物を食べるのは必要ですが、食べ過ぎると流産するおそれがありますので、
摂り過ぎはいけません!
②二期・火期(妊娠約3~4カ月目)
心臓・小腸の気の働きが盛んなときです。
食べ物は心臓・小腸によって正常な血に作られ、胎児に送られます。
③三期・土期(妊娠約5~6カ月目)
脾臓(すい臓)、胃の気の働きが盛んなときです。
どんどん食べて栄養を胎児に送るときで、胎児が最も大きくなる時期でもあります。
特に甘い物を食べたくなります。甘い物を食べると消化力が高まります。
ただし、砂糖類の甘さは消化器を弱らせるのでいけません。
ここでいう甘さとは穀類の持つ甘さです。穀類はよく噛めば甘くなります。
これだけでは満足できない場合は、穀類から作った水飴(米飴)などを摂ってもいいです。
④四期・金期(妊娠約7~8カ月目)
肺臓、大腸の気の働きが盛んなときです。
胎児が大きくなってくると、母親の肋骨と横隔膜の動きが鈍り、呼吸が浅くなります。
また、大腸が圧迫されて便秘がちになります。
⑤五期・水期(妊娠約9~10カ月目)
腎臓、膀胱の気の働きが盛んなときです。
胎児がますます大きくなって母親の腎臓、膀胱が圧迫されるので、その機能が低下します。
同時に胎児の排泄物も多くなるので、母親の腎臓が酷使されます。
この時期には、塩分の摂り方が重要となります。
妊娠ってすごいですね!
このように妊娠の初期から中期、後期と体が変わっていくのです。
それに伴い、治療の仕方も変わります。
妊娠しているママさん!楽しい妊娠生活を過ごしましょうね。