こんにちは。
院長の高尾です。
食養生の考え方の一つに、「ま・ご・わ・や・さ・し・い」というものがあります。
この考え方で示される食品は、以下のように日本に昔からあるものばかりです。
洋食にも適用できるので、この考え方をぜひ意識していただきたいと思います。
ま(豆)=豆類
ご(ゴマ)=種実類
わ(ワカメ)=海藻類
や(野菜)=緑黄色野菜、淡色野菜、根菜
さ(魚)=魚介類
し(シイタケ)=キノコ類
い(イモ)=イモ類
まず[大豆類]は、発酵物を食べること(みそ、醤油、納豆、豆腐など)をお勧めします。
[ゴマ]と[海藻類]は、特に重視して食べましょう。
[ゴマ]は放射能の排出効果が高いことは、『放射能』の項で触れました。
[ワカメ]などの[海藻類]も大事です。
[野菜]は、無農薬野菜を基本としてください。
ただし、日常的な食材なのでお金をかけすぎないように注意しましょう。
よく探せば、比較的安価な無農薬野菜もあります。
[魚]には、1つ注意が必要です。現在も、放射能が海に垂れ流されています。
それによって、魚には放射能が濃縮されます。
海に流れた放射能は、海流に乗って循環しており、もはや太平洋だけが問題というレベルではありません。
慮して、[魚]を選ぶ必要があります。
[シイタケ]などのキノコ類は、その昔は「人間がカビを食べるのか」といわれましたが、
人はカビや菌を食べる必要があるのです。
ただし、キノコ類は放射能を吸収する食材のため、産地や土壌を考慮する必要があります。
[イモ類]は、ジャガイモばかりにならないように気をつけましょう。
このように書いてくると、肉食を否定しているように勘違いするかたもいるかもしれません。
私は肉食を否定しません。
肉については後述しますので、その注意点を守っていただきたいと思います。