当院では、不整脈を訴える患者さんが多く来院されます。
記憶に残っている症例を書きたいと思います。
62才の男性
症状は、不整脈があり脈拍が1分間に40回しか打たない状態でした。
脈拍の平均は、1分間に70回ぐらいが正常です。
患者さんの体を触ってみると、異常に冷たく冷えていました。
治療は、腎虚陽虚証で鍼をしました。
風寒の邪が体に入り、腎経を犯してしまい相剋関係の心にまで影響してしまってました。
難しいことを書いてしまいましたが、当院では患者さんにこのような説明をきっちりとしています。
計8回ぐらいの治療で、脈拍が1分間に70回ぐらい打つようになりました。
体もあたたかくなり、患者さんに笑顔が戻り、家族の方も喜んでいただきました。
今も時々、肩こりや腰痛で来院されています。